黄化葉巻病の原因と防除・対策。黄化葉巻病はトマトに良く発生するウイルスが原因の病気です。黄化葉巻病の治療方法や予防と防除・対策を初心者にも分かりやすくレクチャーします。
黄化葉巻病の症状と見分け方 |
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黄化葉巻病はトマトなどに良く発生する「ウイルス」が原因で起こる病気です。 黄化葉巻病に感染すると株の上部の成長点付近の新葉が端部から黄淡色に変色しはじめ、葉がカールしたように巻いた状態になります。 黄化葉巻病はウイルス病なので、薬剤による治療が出来ない病気です。発病してからだと防除法がなく病気にかからないよう予防・対策するしかありません。 |
黄化葉巻病を放っておくとどうなるの? |
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黄化葉巻病(トマト)黄化葉巻病を放置しておくと、発病した部分から先の成長が悪くなって実がならなくなります。実がなったとしても不味くて食べられません。黄化葉巻病はウイルスを持った害虫が媒介となって他の株に次々と蔓延していきます。特に幼苗期に被害に遭うと株全体が枯れてしまって未収穫で終わる事があります。 |
黄化葉巻病の発生時期は? |
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黄化葉巻病が発生する時期は3月~11月と栽培中のほぼ全ての期間に発生します。 トマト黄化葉巻病は6月~9月の発生が最も多くなります。トマトの抵抗性接ぎ木を利用している場合は発病しても症状が出ないので、発病に気付かず他の野菜に病気を移すことがあるので注意が必要です。 |
黄化葉巻病の発生条件(発病条件)と原因は? |
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黄化葉巻病が発生する原因はタバココナジラミ。コナジラミによってのみ黄化葉巻病のウイルスは伝搬します。コナジラミ以外の害虫(アブラムシやカメムシなど)からは媒介しません。 黄化葉巻病に感染した野菜を吸汁したコナジラミが、体内にウイルスを取り込み他の株に移動して次々と感染させます。 黄化葉巻病はコナジラミのみによって媒介されるため、農作業時の人間による伝染や種子による伝染、土壌感染はしないと言われています。 |
黄化葉巻病を防ぐための予防と対策は? |
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黄化葉巻病を農薬を使わずに治療するには? |
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黄化葉巻病はウイルス性の病気のため治療薬はなく予防するしかありません。発病した株を放置しておくと被害が広がるだけですので早急に株ごと抜き取ってしまいましょう。被害を最小限に食い止めることが大切になります。 粘着君 有効成分にデンプンを使用している環境にやさしい殺虫・殺ダニ剤で、臭いが少なく収穫前日まで使用できます。粘着性で退治するので薬剤抵抗性は殆どありません。 コナジラミだけでなく、アブラムシ類やハダニ類にも効果があります。毒性が低く、ミツバチやテントウムシなどの益虫には殆ど影響がありません。 楽天の「粘着君」取扱いショップはこちらから amazonの「粘着君」の利用者の声はこちらから |
黄化葉巻病が蔓延してしまったら |
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黄化葉巻病は発病してしまったら治せません。コナジラミの寿命は約30日なので、トマトの栽培が終わってから60日ほど間隔を空けると、畑から黄化葉巻ウイルスを一掃することが出来ます。 |
おすすめの黄化葉巻病の予防薬は? |
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ベニカベジフルスプレー |
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ベストガード(粒剤) |
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