カメムシ類の駆除と対策・発生原因は?カメムシは多くの野菜を吸汁する害虫で成虫だけでなく幼虫も加害する年間を通して対策が必要な害虫です。ここでは駆除の方法や発生の予防などカメムシ対策などを分かりやすく画像つきでレクチャーします。
カメムシの特徴や生態と被害跡 |
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カメムシは名前の通り見た目が亀の様な形をしていて触ると臭いにおいを出す害虫です。 カメムシは豆類に集まる「マルカメムシ」「イチモンジカメムシ」「ホソヘリカメムシ」、ナス科に集まる「ホオズキカメムシ」「アオクサカメムシ」「クサギカメムシ」「チャバネアオカメムシ」、アブラナ科に集まる「ナガメ」など、カメムシの種類はとても多いのが特徴です。カメムシは色や形は多少違いますが駆除方法はどの種類もほぼ同じです。 カメムシは葉をかじって加害するのではなく針状の口を野菜の葉や茎・果実などに刺して養分を吸い取るため、見た目の被害がないので放置しておくと被害が拡大する恐れがあるので要注意です。 カメムシは様々な野菜に発生しますが、特に豆類を好んで集まってきます。幼虫と成虫とも野菜に被害を加えるので一年を通して対策が必要な厄介な害虫です。 |
カメムシを放っておくと野菜はどうなるの? |
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マルカメムシ(成虫)カメムシには天敵となる生き物があまりおらず、駆除しないでそのまま放っておくといずれ産卵をして数が増えて群生します。 野菜が吸汁され続けると生育不良になったり酷い時は株が枯れてしまいます。特に豆類の被害は深刻で莢の中の果実を吸汁するため実が入らなかったり変形したりします。トマトなどは吸汁された箇所が変色してスポンジ状になります。 |
カメムシの発生時期と発生条件は? |
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イチモンジカメムシ(成虫)発生時期は4月~10月カメムシは1年中発生する虫ですが、春に越冬した成虫が初夏に産卵するため、梅雨明けから夏後半にかけて多く発生します。 夏に成虫になったものは吸汁を続け、越冬して翌年の春になると再び畑に現れます。 |
カメムシの発生原因は? |
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ホオズキカメムシ(成虫)カメムシはあらゆる植物に寄生するため、自分の畑だけ防除してもどこからともなく飛来してやってきます。ホソヘリカメムシなどは近くに雑草が生い茂っているとそこが発生源となります。クサギカメムシやチャバネアオカメムシなどは杉の球果をエサとしているため、暖冬の翌々年に大量発生する傾向があります。 |
カメムシの被害を防ぐ為の予防と対策は? |
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カメムシを殺虫剤を使わずに駆除するには? |
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葉が過繁茂状態になっているとカメムシが見つけにくくなり住処となるので、株元を中心に不要な枝葉は摘葉して風通しを良くして日光が良く当たるようにしましょう。また、追肥は窒素分が多いものを使うと必要以上に葉が茂るので窒素分の少ない追肥を施すことが大切です。 ナガメ(成虫)カメムシの発生数が少ない時はセロテープやガムテープでペタペタ引っ付けてしまいましょう。 |
カメムシが大量発生した時の対処方法 |
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カメムシは駆除しても近くの他の畑から飛来してやってきます。マンションで栽培していてもカメムシには羽があるので次々と飛来するため油断は出来ません。 |
おすすめのカメムシ駆除剤は? |
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ベニカベジフルスプレー |
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