トウガン病気対策
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トウガンが掛かる病気の症状と対策
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冬瓜(トウガン)は乾燥や多湿に強く育てやすい野菜。日当たりが良く通気性と排水性の高い土壌を好みます。
トウガンは高温を好む野菜なので、発芽適温は30℃以上を保ち、遅霜の心配がなくなってから植え付けることが病気の発生を抑制する最大のポイントになります。
トウガンが病気になりやすい時期は特に長雨が続く梅雨時期で、多湿条件になるとカビが原因で起こる病気が発生しやすくなります。
トウガンに発生する病気でよく見かける症状は
葉が褐色になる・葉に白い粉が葺く・葉が萎れる・葉に白いカビが生える・葉に小さな黄色の斑点が出る・根が腐る・葉に穴が空く・株全体が萎れる・葉が枯れる・成長が悪い
などです。 |
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トウガンによく発生する病気の種類とその病気の治療方法・なぜ病気が発生するのかを調べて、万全に対策しておきましょう!
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冬瓜(トウガン)のうどん粉病
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トウガンの葉にうどん粉の様な白色の斑点が出る病気
発生時期:6〜7月
症状の特徴:カビが原因の病気で小さな白色の斑点が現れて、病気が進行すると葉の全体に拡がる。
発生条件:気温が低く乾燥状態が長く続く時期に発生しやすい。
治療方法:薬剤での治療が可能。
うどん病の詳しい治療法と対策はこちらから
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冬瓜(トウガン)のつる枯れ病
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冬瓜の茎や葉に水が染みたような病斑が出来る
発生時期:7〜8月
症状の特徴:地際部に近い茎の部分に発生しやすい。葉枯れには黒色の粒があるのが特徴で、病気が進行すると最後は株が枯死する。
発生条件:日当たりと風通しが悪い場所で発生しやすい。
治療方法:薬剤による治療のみ可能。
つる枯れ病の詳しい治療法と対策はこちらから
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冬瓜(トウガン)のべと病
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トウガンの葉に薄い黄色の小さな病斑が出る
発生時期:5〜8月
症状の特徴:カビが原因の病気で、葉に淡い黄色の小病斑が現れ、病気が進行すると葉脈に沿って角張った紋斑に変わる。葉の裏にすす状や白色のカビが生える。
発生条件:低温多湿の環境下で発生しやすい。
治療方法:薬剤による治療が可能。
べと病の詳しい治療法と対策はこちらから |
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冬瓜(トウガン)が掛かるその他の病気の種類は?
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ウイルス病
害虫によって感染する病気。葉が丸まったり縮れたりする。株の成長が阻害される野菜の不治の病で発生後の治療法はありません。
ウイルス病の詳しい対策
モザイク病
葉や茎にモザイク模様の病斑が現れる。外注によってウイルスが媒介する治療法がない野菜の不治の病。
モザイク病の対策 |
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冬瓜(トウガン)の病気の発生を防ぐための対策は?
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トウガンは気温の高い熱帯アジアやインドが原産で土壌を選ばない強健な野菜ですが、日当たりの良い土壌温度の高い場所で栽培することが病気を抑制する最大のポイントです。
トウガンは過剰な施肥は要注意。肥料が多いと葉が生い茂り株元が加湿になって病気が発生しやすくなります。施肥は適宜適量を心がけましょう。
トウガンは多湿を大変嫌います。土壌の排水性が悪い時は多湿にならないように注意が必要です。水はけが悪い土壌・雨が多い気候だとカビによる病気が発生しやすくなります。特に梅雨時期の雨が続いた時は注意が必要です。
病気の発生を防ぐには、株元の葉が込み合わないよう密植を避け風通しを良くするために、摘葉をしっかりと行いましょう。 |
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