ブロッコリー病気
|
ブロッコリーが掛かる病気の症状と対策
|
|
ブロッコリーはアブラナ科の野菜で多湿に弱いため、排水性の高い弱酸性の土壌で育てることが病気の発生を抑制するポイントになります。
またブロッコリーは冷涼な気候を好むため、気温が高く多湿の環境下でも病気に掛かりやすくなるので注意しましょう。
ブロッコリーに発生する病気に多い症状は
葉が黄色くなる・花蕾が黄色くなる・花蕾が茶褐色になる・葉に白いカビの様なものが生える・根が腐る・葉に穴が空く・葉が萎れる・葉が枯れる・株が腐る・成長が悪くなる
などで、これらの症状が出た時は病気を疑いましょう。 |
|
|
|
|
|
によく発生する病気の種類とその病気の治療方法・なぜ病気が発生するのかを調べて、万全に対策しておきましょう!
|
ブロッコリーの菌核病
|
ブロッコリーの花蕾の付け根付近が淡い褐色になり、進行すると腐敗してしまう病気。
発生時期:9〜11月
特徴:カビが原因の病気。病斑部に白色の綿状のカビが生え生物の糞のような黒い菌核が出来る。最後は花蕾が腐敗してしまう。
発生条件:高温多湿で発病しやすい。
治療方法
:薬剤で治療するか発病株を抜き取る。 |
菌核病の詳しい治療法と対策はこちらから |
|
ブロッコリーの根こぶ病
|
根に大小のこぶが出来て苗の生育が悪くなる病気。
発生時期:9〜12月
症状の特徴:発病しても発見が困難な病気。見た目の症状は株の成長が著しく衰える。
発生条件:水はけの悪く酸性土で発生しやすくなる。連作障害。
治療方法:株ごと抜き取るか薬剤で治療する。
|
根こぶ病の詳しい治療法と対策はこちらから |
|
ブロッコリーの黒腐れ病
|
ブロッコリーの葉にV字形の黄色や灰色の病斑が出来る病気
発生時期:4〜6月・8〜11月
症状の特徴:細菌が原因で起こる病気。病斑部はV字をしているのが特徴。傷口に菌が付着すると感染する。
発生条件:多湿の環境で多発します。
治療方法:発病株を抜き取る。薬剤による治療も可能。
|
黒腐れ病の詳しい治療法と対策はこちらから |
|
ブロッコリーが掛かるその他の病気は?
|
萎黄病
葉が奇形化(縮れる・萎縮)する病気。
萎黄病の詳しい対策
細菌病
葉に茶褐色の小病斑が現れ、進行すると全体に広がって進行すると最後は葉が枯れる病気。
細菌病の詳しい対策
苗立ち枯れ病
幼苗が根元から腐って倒れる病気
苗立ち枯れ病の対策 |
|
|
|
|
ブロッコリーの病気を防ぐための対策は?
|
ブロッコリーの病気の発生を予防するためには、日当たりが良く水はけの良い土壌(高畝)で栽培することが大切です。
ブロッコリーは栽培時期をしっかりと守ること、他のアブラナ科の野菜を育てた畑で連作すると病気が発生しやすくなるので注意しましょう。
ブロッコリーは多湿をかなり嫌います。土壌の水はけが悪く雨が続くと病気が発生しやすくなるため、春の梅雨時期と秋の長雨の時期は特に注意が必要です。
また、台風前後など空気中の湿度が高い状態が続くと病気が発生しやすくなるので、株間をしっかりと空けて密植を避けましょう。梅雨時期や秋雨が続く時・台風が多い時期は病気が発生していないか注意して観察しましょう。 |
|
|
|
|
|
|
野菜種類別の病気対策一覧ページへ |
|
野菜の病気と害虫対策 Guide Book |
|
|
|
|
|
copyright© 野菜の病気対策と害虫対策
Guide Book all rights reserved. |
|