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細菌病の症状と見分け方

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細菌病はウイルスよりも大きい単細胞生物です。発病すると治療法がなくウイルス病同様に野菜の不治の病と言われています。

細菌病の症状実は、「軟腐病」「青枯れ病」「斑点細菌病」「褐斑細菌病」「黒斑細菌病」「腐敗病」「葉枯れ細菌病」「モザイク病」は症状によって呼び名が違うだけでも細菌病の一種です。

病気の原因となる細菌は、実は自力で野菜の中に入ることは出来ません。葉の気孔や傷口から細菌が侵入し増殖して病気を引き起こします。

 
 

細菌病にかかる原因は?

細菌病の原因

細菌病の病原体は自力で植物に入ることは出来ず、細菌は害虫がつける傷跡や吸汁跡、人間による摘葉・敵枝・収穫などの際につけた傷口などから侵入します。

細菌は雨や風に運ばれて、同じ畑の他の野菜にも感染することがあるので注意が必要です。

 

細菌病の対策と防除

細菌病には有効な治療薬はありません。放置しておけば良いのかと言うとそういう訳ではなく、薬剤で進行を緩めながら自然に治癒を待つという方法が有効です。

細菌は風や雨によって運ばれて他の野菜に傷口があるとそこから感染します。他の野菜に病気を蔓延させないために、症状の出ている葉や枝を早めに取り除いて、細菌を他の葉や株に伝染させないようにしましょう。

発病株がある時は害虫の駆除をしっかり行って、他の野菜への感染を防ぐようにします。野菜を収穫する時や摘葉する時は丁寧に作業を行って、必要以上に株を傷つけないようにすることも細菌病の対策に効果的です。
 
 
 
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