細菌病はウイルスよりも大きい単細胞生物です。発病すると治療法がなくウイルス病同様に野菜の不治の病と言われています。 実は、「軟腐病」「青枯れ病」「斑点細菌病」「褐斑細菌病」「黒斑細菌病」「腐敗病」「葉枯れ細菌病」「モザイク病」は症状によって呼び名が違うだけでも細菌病の一種です。 病気の原因となる細菌は、実は自力で野菜の中に入ることは出来ません。葉の気孔や傷口から細菌が侵入し増殖して病気を引き起こします。
細菌病の病原体は自力で植物に入ることは出来ず、細菌は害虫がつける傷跡や吸汁跡、人間による摘葉・敵枝・収穫などの際につけた傷口などから侵入します。 細菌は雨や風に運ばれて、同じ畑の他の野菜にも感染することがあるので注意が必要です。