黒腐病の見分け方や原因と治し方は?黒腐病は最近による病気で葉の縁に灰白色の病斑が現れます。黒腐病の症状や予防対策などを画像を交えて分かりやすくレクチャーします。
黒腐病の症状と見分け方 |
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黒腐病は細菌によって引き起こされる病気で症状は葉の外側から徐々に現れます。黒腐病の菌が株に侵入すると数日で発病してしまいます。 病斑は、まずは縁近く(外葉側)に灰白色から黄白色掛かった小さな病斑が出来始めて、病状が進むと次第にVの字または不整形を描くように葉全体に拡がっていきます。見た目は枯れたように見えるのでしっかりと見極めましょう。 菌は自力で植物内に入ることは出来ず、外的要因風や雨(灌水)などによって運ばれて株に付着して繁殖します。 黒腐病が発生しやすい野菜の種類は ブロッコリー・カリフラワー・キャベツ・カブなどアブラナ科の野菜によく発生します。特に早生種が掛かりやすい傾向にあります。 |
黒腐病を放っておくとどうなるの? |
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黒腐病を治療せずに放っておくと葉脈に沿って灰白色の病斑が葉っぱ全体に拡がり最後は枯死します。 黒腐病は幼苗にも発生して株全体が数日で枯死することがあります。 |
黒腐病が発生する期間は? |
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発生が多い時期は5月と9〜10月頃 梅雨が始まる頃から黒腐病の本格的な発病が始まりますが、気温が上がる夏には発病が一度が収まります。秋口になって気温が下がると再び病気の発生が活発になります。 黒腐病は低温で多湿の期間(梅雨時期や秋雨時期)によく発生する病気です。 |
黒腐病の発生条件(発病条件)と原因は? |
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黒腐病は、水はけが悪い土壌で野菜を育てている、窒素分の多い肥料を与えて苗が軟弱化して傷がつきやすくなっている、高温多湿の気候が続いているなどが発症の原因です。 病原細菌は被害を受けた株の茎や葉、根の残渣(収穫後の株)が畑に残っていると、そこに付着して土中で生存し続けます。 また、感染した株から取れる種子に菌が付着してしまうと翌年春の苗床で発生する原因となります。 土中で生存している細菌が降雨や灌水時の土の跳ね返りなどによって地際付近の葉や茎に運ばれて葉の傷口などから侵入します。 |
黒腐病を防ぐための予防と対策は? |
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黒腐病を農薬を使わずに治療するには? |
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すでに黒腐病にかかってしまった株を薬剤を使わずに治療するのは困難なので、黒腐病が発生した株ごと抜き取って処分しましょう。 |
黒腐病が蔓延してしまったら |
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黒腐病は畑全体に広がってしまう前に早めに対策を行うのが一番ですが、処置が遅れてしまって病気が蔓延してしまった時は、効果が見込める薬剤を利用することを考えましょう。 |
おすすめの黒腐病治療薬は? |
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