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褐色円星病

褐色円星病の治療と対策

褐色円星病の対策と発生原因は?褐色円星病の症状の見分け方や予防と対策について。褐色円星病はナス科をはじめ多くの野菜に発生する細菌が原因で起こる病気です。褐色円星病の防除や治療方法を画像を交えて分かりやすくレクチャーします。





褐色円星病の症状の特徴と見分け方

褐色円星病の対策褐色円星病はナス科に発生するカビが原因で起こる病気で葉に症状が現れます。

褐色円星病の初期症状は葉の裏側に濃い緑色をした不整形の病斑が現れて病気が進行すると褐色から暗褐色の円形や不整形をした大きな病斑へと変わります。

他の病気との見分け方ですが、褐色円星症は進行すると病斑の表面に小さな黒色の点(子座)が現れるので判別は容易です。

褐色円星病は病斑部分と健全な部分の境界がはっきりしているのも特徴の一つです。初期の葉の症状や病斑の大きさは斑点細菌病に似ていますが、褐色円星病は病斑色が薄い灰色から薄い褐色なのでしっかりと見極めましょう。

褐色円星病が発生しやすい野菜はナス・茶・カランなどです。






褐色円星病を放っておくとどうなるの?

褐色円星病(ナスの症状)  

褐色円星病の症状と対策褐色円星病を治療せずに放っておくと、病斑が拡大して大きくなっていきます。

病斑が葉に多発すると葉が落葉したり最悪の場合は株が枯死したりします。




褐色円星病が発生する期間と発生条件は?

褐色円星病初期症状(ナス)

褐色円星病が発生する時期は?褐色円星病が発生しやすい時期は8月から9月

夏の高温期(20~30℃)で多湿条件(水はけが悪く多灌水)が発生条件となります。

高温で多湿の環境になりやすいハウスで育てる際は特に注意が必要です。



褐色円星病が感染する要因は?

病原菌は病斑内で越冬して春になって土壌が高温(20℃以上)になると土中の残渣などで冬越した原因菌が繁殖をはじめます。

夏場の高温期に降雨や水やりが感染の要因です。畑の排水経路が悪いと水やり時の排水経路によって畑全体に細菌を拡がり、細菌を含んだ泥が水やり時に跳ね上がって葉や茎の傷口に掛かり発病します。

また地上に出た細菌は風などで飛ばされて空気感染もします。




褐色円星病を防ぐための予防と対策は?

  • 畑は高畝・プランターは鉢底石を底に入れて土壌の水はけを良くする。
  • 夏場で雨が多い時は過度な灌水を控える。
  • 連作する時は抵抗性のある接ぎ木苗を利用する。
  • 敷き藁やシルバーマルチで泥の跳ね返りを防ぐ。
  • 斑点細菌病を発病した幼苗は定植しない。
  • 作業に使用した道具は使用後に洗浄と天干し消毒をする。
  • 葉や果実を切る作業は感染を防ぐために雨の日は行わない。
  • 発病した野菜の残渣は菌の越冬場所となるので畑の外で処分する。




褐色円星病を農薬を使わずに治療するには?

褐色円星病が発症した葉は畑の外に持ち出して処分し、茎に病気が発生しますが部分的に切り取らず葉の根元から切り取りましょう。中途半端に残すと他の株に伝染してしまう恐れがあるので注意しましょう。

土壌が多湿条件になっていると感じた時は排水を良く(畝周りを掘り下げるなど)し、水やりは通常よりも控えめにします。褐色円星病は多湿が最大の原因なので、排水性の良い土壌に改良して今以上の発生を防ぐことが出来れば最悪の事態(枯死)を防げる病気です。

植え付ける時は密植を避けて風通しを良くする事も病気の有効な対策です。

植え付け前に、堆肥・木炭・くん炭などを用土に混ぜ込んで土中のミネラルや有機物を土壌にしっかりと与えると土が活性化して良質な微生物により原因菌の増殖を最小限に抑えることが出来ます。





褐色円星病が蔓延してしまったら

褐色円星病は適切に処置を行えば薬剤を使わずに乗り切ることは可能ですが、早い時期に発症させてしまうと収穫量が減る原因になります。病原菌が一度でも発生した畑では翌年以降も病気が発生します。

褐色円星病は薬剤を使わずに土壌中から原因菌を完全に除去することはとても難しく、病原菌が畑全体に広がってしまうと翌年に場所を変えて苗を植えても発病する可能性が高くなります。

初期段階のうちに薬剤を使って治療するすることも検討しましょう。

マンションなどで数株だけ栽培している時は、株全体に病気が拡がってしまうと収穫までたどり着けないこともあります。その時も薬剤を利用することを検討してみましょう。

生育初期や収穫前の薬剤使用であれば、決められた量と決められた回数を守って使用すれば人体への影響は殆どありません。






おすすめの褐色円星病の治療薬は?

褐色円星病に効果がある農薬は?

ダコニール

褐色円星病に一番おすすめ出来る薬剤です。
この薬剤は葉が変色する病気に効果抜群で、褐色円星病以外の病気にも効果があるので、これ1本あれば様々な病気に使えます。

耐雨性と耐光性にも優れた残効性タイプで完治までの使用回数が少なくて済み薬剤の残留性が低く安心して利用できます。

フロアブルタイプ(希釈タイプ)なので、必要な量だけを作れますし、散布後の野菜の汚れが少ないのもおすすめできる理由です。


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褐色円星病に効果がある薬剤

コサイド3000

褐色円星病が発症した後にも長期間効果が続く薬剤です。銅イオンの殺菌効果を利用しているため、益虫への影響も心配ありません。

この薬剤は斑点細菌病以外にも菌やカビによる病気に使えるので、症状が似ている他の病気にも効果があり、万が一病気を間違えても最近による症状なら回復することがあります。

発症前に散布する薬剤が多いのですが、発症後にも効果のあるこの薬剤は本当に重宝します。

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