ソラマメはマメ科の野菜で、低温性で乾燥に弱く連作が出来ない野菜です。同じ畑に植え付ける時は5年以上間隔を空けましょう。 ソラマメは乾燥に弱いので、乾燥が続く時期は水やりをしっかりと行うようにすることが病気の発生を抑制する上でポイントになります。 ソラマメが病気になりやすい時期は、乾燥が続いたときや長雨が続く多湿時期で、ウイルスやカビが原因の病気によく掛かります。
ソラマメに発生する病気でよく見かける症状は 葉にチョコレート色の斑点が出来る・葉が萎れる・葉にモザイク模様が出来る・苗が枯れる・苗が萎れる・葉に小さな黄色の斑点が出る・葉に赤褐色のえそ斑が出来る・葉に穴が空く・株の成長が悪い など症状は多岐に渡ります。
ソラマメによく発生する病気の種類とその病気の治療方法・なぜ病気が発生するのかを調べて、万全に対策しておきましょう!
ソラマメの葉や茎に赤褐色のえそ斑が出来る。
発生時期:5〜6月 症状の特徴:ソラマメに最も多い病気です。葉や茎に赤茶色の病斑が現れて進行すると病斑色が濃くなり最後は枯れてしまいます。 発生条件:土壌伝染やカメムシやアブラムシなどの害虫による吸汁伝染によって病気が感染します。 治療方法:予防のみで薬剤での治療は出来ません。株ごと抜き取るしかありません。発病した場所では5年以上連作をしないようにしましょう。
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ソラマメの葉や茎にチョコレート色の病斑が出来る病気。
発生時期:5〜6月 症状の特徴:細菌が原因で起こる病気です。収穫前の5〜6月に長雨が続いた時に発生しやすい。発病株を放置すると翌年以降も発生するので必ず畑の外で処分しましょう。 発生条件:梅雨時期など多湿が続くとき。 治療方法:銅水和剤(クプラビットホルテ)を散布