ニンジン病気対策
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ニンジンの病気の治療と対策
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ニンジンはセリ科の野菜で、日光と比較的涼しい気候を好む野菜。
ニンジンは水はけがありながらも保水力の高い土壌を好むため、畑の水はけが悪いと病気が発生しやすくなります。
また、日当たりの良い場所で良く育ちますが、用土の乾燥が長く続くと苗の生育が悪くなり、同じ場所で連作をすると連作障害が発生します。連作する時は最低でも4年以上は間隔を空けましょう。
ニンジンに発生する病気に多い症状は
葉が黄色くなる・葉が茶褐色になる・葉が黒褐色になる・葉に白いカビの様なものが生える・根が腐る・葉が萎れる・葉が枯れる・葉が縮まる・株の成長が悪い
などがあります。上記の症状が出た時は病気を疑いましょう。 |
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ニンジンによく発生する病気の種類とその病気の治療方法・なぜ病気が発生するのかを調べて、万全に対策しておきましょう!
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ニンジンのうどんこ病
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ニンジンの葉鞘や葉の表面に白い粉のような病斑が現れる病気。
発生時期:7〜10月
症状の特徴:カビが原因の病気で葉の表裏にうどん粉をまぶしたような病斑が出来る。病気が進行すると外葉から黄色くなって枯れてしまう。
発生条件:雨が少なく乾燥が続く年に多発する傾向があります。
治療方法:薬剤による治療が可能。畑の排水計画を見直す。
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うどん粉の治療と対策はこちらから
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ニンジンの葉枯れ病
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ニンジンの葉や茎などに茶褐色や黒褐色の不規則な病斑が現れる病気
発生時期:8〜11月
症状の特徴:カビが原因で起こる病気。葉先から萎れて枯れるのが特徴です。発病すると根の発育が悪くなってしまいます。
発生条件:日照りが続いたり、晴れの日と雨の日が交互に続くと多発する傾向があります。連作障害。
治療方法:薬剤による治療が可能。発病した葉を切り取り畑の外で処分する。
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葉枯れ病の詳しい治療法と対策はこちらから
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ニンジンが掛かるその他の病気は?
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黒色根腐れ病
ニンジンの根に黒褐色や黒色の水染み状の病斑が現れるカビが原因で起こる病気。病気が進行すると病斑部の周辺が褐変し軟化するため、中央部分が陥没する特徴がある。
黒色根腐れ病の詳しい対策
軟腐病
初期症状はニンジンの根に水染みのような病斑が現れる。病気が進行すると根が軟化し腐敗してしまう。上部の葉がしおれ被害部は悪臭を放つのがこの病気の特徴です。
軟腐病の詳しい対策
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ニンジンの病気を防ぐための対策は?
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ニンジンの病気の発生を予防するコツは、水持ちが良くかつ水はけの良い肥えた土壌で栽培することです。
また種を買う時は消毒済みのものを利用することも忘れないようにしましょう。
ニンジンはカビが原因で引き起こされる病気が多いので、雨が続く時期は雨除け対策をするなど多湿環境にならないように十分に注意が必要です。
連作すると病気が発生しやすくなります。連作障害があるので同じ場所にせり科の野菜を続けて植え付けないように注意しましょう。
冷涼な気候を好む野菜です。夏の暑さには弱いので株が成長してからは早めに収穫しましょう。 |
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