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アオムシ

アオムシの対策と駆除

アオムシの発生原因と駆除・対策方法は?アオムシはアブラナ科の野菜に最も良く発生する害虫で放っておくと葉が穴だらけになるまで食いつくしてしまう厄介な害虫です。ここではアオムシの駆除方法や発生予防と対策など画像も用いて分かりやすくレクチャーします。





アオムシの見た目の特徴や生態と被害(食害跡)

モンシロチョウの若齢幼虫
アオムシの対策と駆除方法

アオムシモンシロチョウの幼虫のことで、アブラナ科(キャベツ・ブロッコリー・カリフラワー)などに良く発生する害虫で「ナノアオムシ」とも呼ばれています。

体色が緑色をしているため、若齢幼虫の時は発見しにくく被害を拡大させてしまう事が多いので注意しましょう。

アブラナ科に発生する害虫で見た目が似ている虫に「コナガ」がいますが、一般的にアオムシと呼ばれるのはモンシロチョウの幼虫のことです。アオムシは
見た目うっすらとした産毛が生えているのが特徴です。

アオムシが発生しやすい野菜の種類は

カブ・カリフラワー・キャベツ・コールラビ・コマツナ・チンゲンサイ・漬け菜・ハクサイ・ブロッコリー・ミズナ(キョウナ)・メキャベツ・ルッコラ・クレソン

などで「クレオメ」という雑草にも発生します。





アオムシを放っておくと野菜はどうなるの?

キャベツの被害跡

アオムシの被害アオムシを駆除しないで放っておくと食害を受け続けて、最終的には葉脈を残すところまで葉を食い尽くされてしまいます。

食害を受けた葉は光合成が出来なくなり株の成長が止まってしまいます。特に結球野菜(キャベツ・ハクサイ)などは中心の新葉が食害に遭うと
結球しなくなります。

終齢幼虫は大食感のため、発生数が多いと株が茎と枝だけになって最後は株全体が枯れてしまいます。




アオムシが発生する期間と発生の条件は?

アオムシの終齢幼虫

アオムシの発生条件と発生しやすい期間発生時期は4月~6月と9月~11月頃

アオムシは初秋に大量に発生しますが、それ以外の時期でもアブラナ科の野菜を育てていると発生します。

関東より北の地域では春先の被害が多く都市部のマンションのベランダなど益虫(蜘蛛や蜂)が少ない場所での栽培も発生条件となります。




アオムシが発生する原因は?

コマツナの食害跡

アオムシの発生原因と対策アブラナ科の野菜に含まれるカラシ油成分は昆虫や病気を対処するための成分ですが、アブラナ科の野菜を好んで加害する害虫はカラシ油成分にひかれて飛来するうえ解毒する力も備えています。

益虫(蜘蛛・ゴミムシなど)を殺してしまう害虫駆除剤を使用すると益虫が減りアオムシを大量発生させる原因となってしまいます。

畑周辺に蜜が多い花が咲いているとモンシロチョウが飛来するためアオムシが発生する原因となります。




アオムシに被害に遭わない為の予防と対策は?

  • 幼虫や卵を発見したら見つけ次第に捕殺する。
  • 防虫ネットやトンネル掛けなどで害虫の飛来対策をする。
  • 益虫を殺さない害虫だけに効果のある殺虫剤を使用する。
  • 葉の裏側や根元など見えにくい部分の幼虫と卵を見落とさない。
  • 畝間に白クローバーを栽培すると益虫が住み着いて被害が軽減される。
  • 両端にキク科とセリ科の野菜を混作すると被害が軽減する。




アオムシを農薬を使わずに駆除するには?

アオムシを薬剤を使わずに駆除・退治する方法は?アオムシは終齢幼虫になるまでに早期発見して捕殺出来れば被害を最小限で食い止めることが可能です。

モンシロチョウは卵を点在して産み付けるので発見することは容易ではありませんが、卵は葉の裏に産み付ける習性があるので葉の裏側を中心に探すのが上手に見つけるポイントです。

見つけた卵は葉の上から磨り潰してしまいます。幼虫を見つけた時はピンセットなどでつまみとって処分しましょう。

アオムシは卵から孵ってしまうと発見が難しくなるので、防虫ネットをトンネル掛けするなどして成虫の飛来を防ぐことがベストな対策となります。





終齢幼虫のアオムシが大量発生した時の対処方法

アオムシが大量に発生した時の駆除・退治方法は?アオムシは駆除しても次から次へと成虫が他の畑から飛んでくるので完全に防除することは困難です。旅行などで家を数日間留守にしたらアオムシが大繁殖なんてということもあります。

アオムシが手に負えないほど大量に発生してしまった時は薬剤による対処を検討してみましょう。薬剤は植え付ける前に散布するものと、発生してから直接害虫に散布するものがあります。

薬剤は・・・という方もいるかも知れませんが、生育初期や収穫前の薬剤使用であれば、決められた量と決められた回数を守って使用すれば人体への影響は殆どありません。

無理な駆除を行って害虫を増やしてしまって必要以上の薬剤を使用するなんてことにならないように、慣れないうちは無理をしないで影響の少ない初期段階での薬剤の利用を検討してみる事も大切です。






おすすめのアオムシ駆除剤は?

アオムシに良く効くおすすめの殺虫剤

ベニカベジフルスプレー(住友化学園芸)

幅広い害虫に優れた効果があり、ダイコン・キャベツなどアブラナ科の野菜以外にも広く使えるスプレー吹付タイプの手軽に使える薬剤です。

蚊取り線香に含まれる殺虫成分のピレトリンが含まれている薬剤で成分は葉裏まで浸透し、葉の中や葉裏の害虫まで退治します。持続性と速攻性が抜群でアオムシの撃退効果が高い薬剤です。

ミツバチやテントウムシなどの益虫に直接吹きかけると影響が出るので丁寧に散布しましょう。

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アオムシに良く効くおすすめの殺虫剤

ゼンターリ粒状水和剤(住友化学園芸)

粉状タイプで必要な時にボトルに作って使用するタイプの薬剤でとても経済的です。 アオムシ以外にもヨトウムシやハマキムシなどチョウ目の害虫に効果があります。効果は無降雨だと約1~2週間持続します。


化学殺虫成分を使わず天然成分(自然界にいる天然微生物(B.t.菌))が作る有効成分を使用しているため環境への影響も少なく収穫前日まで使用できます。

害虫が退治されるまでは多少の時間が掛かりますが、食害はすぐ止まるため今以上の被害を防止出来ます。

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