青枯病は人で言えば不治の病で薬剤を使わずに治すことは出来ません。青枯病が発症した時は株ごと抜き取り畑の外に持ち出して処分しましょう。
青枯病は痩せた土壌で良く発生します。痩せた土地とは連作を繰り返して土中の良質な微生物よりも悪質な微生物が増えている状態のことを言います。また、土壌酸度がpH6〜8で病原菌の活動が活発になり、酸性もしくはアルカリ性にすると被害が少なくなります。
やせた土地で育てる野菜はやはり軟弱になりがちです。青枯病の細菌は弱った株を集中的に狙ってきます。病気の原因がハッキリしているので、土壌の改良に努めて再発防止をしっかりと行うことが大切です。
植え付け前に、堆肥・木炭・くん炭などを用土に混ぜ込んでミネラルや有機物を土壌にしっかりと与えると土が活性化し、良質な微生物が増え、連作しても丈夫な野菜が育つようになります。 |