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トウモロコシ病気対策

トウモロコシの病気の症状と対策

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トウモロコシの病気の症状と対策

トウモロコシは土壌を選ばず高温にも強い、育てやすく丈夫な野菜。元は中温性の作物なので、生育適温は10〜30℃です。

日本のトウモロコシはスイートコーンという種類で甘みが強いのが特徴。甘みを出すためには高温で日あたりの良い場所で育てることがコツですが、病気の発生を抑制する最大のポイントにもなります。

トウモロコシが病気になりやすい時期は長雨が続く時期で、多湿条件になるとカビが原因の病気が発生しやすい傾向があります。害虫による感染病にも注意が必要です。

トウモロコシに発生する病気でよく見かける症状は

葉が褐色になる・葉が茶色くなる・葉が萎れる・葉が縮まる・葉が萎縮する・葉先が丸まる・葉が黄色くなる・葉が枯れる・根が腐る・葉に穴が空く・株が萎れる・株の成長が悪い

などです。
 
 
発生しやすい病気の種類と対策

トウモロコシによく発生する病気の種類とその病気の治療方法・なぜ病気が発生するのかを調べて、万全に対策しておきましょう!

トウモロコシのモザイク病

トウモロコシの葉や茎に濃淡のあるモザイク模様が現れる病気


トウモロコシの葉にモザイク模様や白色の筋が出来る病気

発生時期:4〜8月

症状の特徴:ウイルスが原因の病気で、アブラムシの吸汁によってウイルスが感染します。野菜の不治の病。

発生条件:周辺に感染した野菜があるとウイルスが害虫によって運ばれてくる。

治療方法:治療法がないため防除を徹底しましょう。


モザイク病の詳しい治療法と対策はこちらから
 
 

トウモロコシが掛かるその他の病気の種類は?

苗立ち枯れ病

立枯病は幼苗期に感染すると地際付近の茎が水で染みたようになり腐敗します。株が成長してからは急激に株の生育が衰え日中に株全体が萎れます。
立ち枯れ病の詳しい対策

倒伏細菌病

細菌はウイルスよりも大きい単細胞生物で、発病すると治療法がなくウイルス病同様に野菜の不治の病です。
細菌病の対策

すじ萎縮病

害虫によって感染するウイルス病の一種。葉が丸まったり縮れたりする。株の成長が阻害される野菜の不治の病で発生後の治療法はありません。
ウイルス病の詳しい対策
 

トウモロコシの病気を防ぐコツは?


トウモロコシの病気を防ぐ方法は?

トウモロコシは世界三大穀物の一つ。土壌を選ばない強健な野菜で世界中で栽培されています。日当たりと排水性が良い気温が高い場所で栽培すれば病気になることは稀です。

トウモロコシが掛かる病気の多くはウイルスや細菌によるもので害虫によって運ばれます。したがってトウモロコシの病気を防ぐ最大のポイントは害虫対策と言えます。

病気の発生を防ぐには、防虫ネットを張るなど害虫の飛来を防ぐことが大切。

トウモロコシはある程度株が育つと病気に強いのですが、幼苗期は多湿環境にならないように注意します。多湿環境が続くとカビが原因の病気に掛かることがあります。
 
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